11/29/2008

India salutes its Heros




凄い時にインドにきてしまったなあ、
という感じですが、、
とにかく海外でも大きくとりあげられていた
今回のインド(ムンバイ)のテロ攻撃事件。
何人かの方がすぐにメールや電話もくれたりして、
本当にありがとうございました。
デリーはこの夏のテロ以来、得に大きな事件もなく
平穏が続いていたんですが、
デリーの次はムンバイとずっと言われてたので
本当にきたかあ。。という感じでした。

この3日間、テレビは24時間中継状態。
(もちろんインドなので同じ映像が何度も何度も流れるけど)
レポーターも、発砲最中の現場を、
発砲を避けるように
凄い低い姿勢のままマイクをにぎって現場の様子を伝えたり
生死をかけた、まさに「生」の緊張感あるライブでした。

さて、そんなテロも今朝やっと、
最後の超難関とされたタージホテルのテロリスト撃退も成功して
驚くは、
街は一転、今度は
一連のテロ襲撃で死亡した
ムンバイの警察官長をたたえる本当に盛大な葬儀一色となりました。

今回のテロ襲撃には、実は、その規模の大きさから
NSG(インドテロ襲撃部隊)とSAS(世界最強といわれている特殊部隊)
がかけつけるほどだったのですが
その彼らとともに、
自分たちの街を守らなければと戦っていたのが、
ムンバイ市の警察官たちでした。
前日のテレビ中継では、
考えるだけでもおそろしいこの規模のテロの事件に
ただ外部で指揮するだけでなく、自らも現場に向かい
真っ向からテロに立ち向かっていた指揮官の様子がうつっていて、
そんな彼を、
Professional Police Officer, 
Hero,
とたたえてやまない市民たち。。

例えば、もし日本で、同じような規模の事件が起きたときに、
その街の警察官に一体どんなことができ、
どんな風にその街を守ってくれるのだろう。。。
ふと疑問を感じずにはいられず、
昨晩までの彼らの勇敢な戦いを思い出すと涙が出てきました。

そして、わたしがずっと気になっていたのは、
こういったテロが起きるたびに
インドのひとたちの怒りの矛先はどこにあるんだろう?ということでした。

それは、今回犯人が組織されたと思われるパキスタンとか
イスラム過激派とかではなく、むしろ
国を守るべき、実権をもった、インド政府かもしれない言う事でした。

住んでみないとなかなか実感がわかないのですが、
インド人の宗教観はどこか寛大で、
たとえテロがおきても、異宗教をひろく認めるふところがあって
だからこそ疑問だったこの問いは
今なんとなく解けたような感じがします。

この警察官長の葬儀に集まる市民たちのコメントは
以下のような感じでした。
「今回のテロを、なぜ、政府は阻止できなかったのか。
ムンバイが狙われていたことは
ずっと予想されていたこと。
セキュリティーの問題だけでなくて、
国同士の話し合いや具体的な対策はなぜもっと行われないのか。
ただ無償で、インドが好きで、ムンバイが好き、という気持ちだけで
わたしたちのために戦ってくれた、警察官を
わたしたちは一生忘れない、インドの誇りである。
ありがとう」

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